プ ロ セ ス 紹 介 木造例
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■木造編/T邸

T邸
 木造平屋建の既存住宅解体前。建物の老朽化や一部地盤沈下と白蟻による被害の為、一時は全て立替えを考えられていましたが、長年の愛着があるということと、せっかくの良いお家を残したいという思いが合致し、比較的状態の良い左側の建物はそのまま残すことで決定。白蟻の被害も大きかった右側の建物は撤去し、木造2階建の建物を新築することでこの計画はスタートしました。

1.解体・撤去
解体・撤去
解体・撤去中
既存建物屋根には雨水が廻って下地の木材が傷んでいることが判明。また、土台においても撤去建物との接合部において白蟻 の被害を受けている事が判明。この為、基礎コンクリート打設後に被害箇処の補修を行いました。
接合部の状況 接合部土台の状況
土台の補修状況

2.地鎮祭
地鎮祭
2000年4月吉日 地鎮祭
地鎮祭とは土地の神を祀り、工事の無事を祈願する儀式。 写真は祭壇の様子。“地鎮の儀”は左にある盛砂に設計者がカマ、建主がスキ、施工者がクワ入れの儀式を行います。
清祓いの儀

3.地業工事
地業工事
砕石を敷き、防湿のポリエチレンシートを敷いた上に捨てコンクリートを打設します。
土留め

4.鉄筋・コンクリート工事
鉄筋・コンクリート工事
べた基礎及び立ち上がり部の配筋を完了したところ。
この時設計事務所は配筋検査を行い、鉄筋のサイズやピッチが設計通りかどうか、また特にフックがあるかないか等確認します。検査で問題がなければ、型枠を組み、アンカーボルト布設後コンクリートを打設する作業に入ります。
生コン打設

5.基礎工事
基礎工事
コンクリートが硬化したら型枠を外します。

6.土台据付
土台据付
基礎の上端のアンカーボルトに土台を緊結します。一般的に土台使用材については比較的腐りにくいひのき・ひばのような樹種を選び、必ず保護材を塗布します。
 (今回は全てひのき一等材を使用)
土台防腐剤塗布

7.建方
建方
木材は全て工務店作業場にて加工され、現場で一気に組み立てられます。建て方は夕刻には終了し、その後上棟式が行われます。
建て方
  上棟式

8.屋根工事
屋根工事
垂木の間に断熱材を入れているところ。
この上に右写真の様に野地板を打ちつけます。
さらに、防水シート、防音断熱シートを敷いた上に金属板を葺きます。(実際は野地板まで貼れたところで内部の工事に入ります。)
屋根下地+金属板葺き
  野地板貼

9.外形完成
外形完成
屋根・庇が完成し、サッシも取り付けられ、だいだいの建物の形が見えてきました。外壁は最終的に今あるバラ板の上に防水シートを貼り、ワイヤラスの上にモルタルを塗り、仕上にジュラクサテンを吹付ます。
 

10.外装完成
外装完成

外壁の吹付も完了し、窓の面格子も取付られました。
既存建物の屋根の補修も終わり、きれいに接合されています。
これは建物裏側から見たところです。



 ここからは内装工事の紹介です。  

11.床工事
床工事

床下地に無垢の『 杉板 』を使用。
天日乾燥の良質な材ですが、若干の“あばれ”がでるので、大工さんの知恵により斜め張りにしてあるのがポイントです。

(一般的に下地材には コンパネを用いますが、「ここは健康素材を使いたい。」という施主の熱意に賛同し、天然材の杉板を使用する事になりました。その結果、杉板と仕上の無垢フローリングの2つの天然素材が合まって、何とも言えない暖かさが足元から伝わり、大正解でした。)

1階床組み状況 床断熱
杉板斜め貼

12.壁工事
壁工事
外壁部に内側から断熱材を入れ、左官塗下地用のラスボードを張っているところ。
しっくい壁

13.建具・家具取付
建具・家具取付

内壁もほぼ完成し、縁側に入ったペアガラス入の木製建具から暖かい陽が差し込んでいます。
また、家具や手摺の取付なども進められ、いよいよ完成間近です。

家具据付
  こんな場面も・・


内装完成後風景
内装完成後風景1
既存建物からL.D.に続く廊下。
左側の壁は珪藻土塗で、床はナラのフローリング。


内装完成後風景2
食堂から居間・庭を望む様子。
天然素材をふんだんに使った暖かい雰囲気です。
床はカリンのフローリング。


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